万博でガンバ戦
シルバーウィーク中にアウェイ吹田遠征を決心しました。「行けるアウェイは全部行っておこう」
吹田で午後4時キックオフなら、新幹線で余裕で帰ってこられます。帰宅が遅くなっても翌日は日曜だし。
初めての万博記念競技場。京都に1年半住んでいたとはいえ、「吹田ってどこですか」
オフィシャルサイトで調べたり関西道路地図を繰ったりして、何となく見当がついてきました。
JR京都線+臨時バスか、阪神京都線+大阪モノレールがよさそう。
行きは迷わないよう大阪モノレールを使います。
青黒ユニのガンバサポさんが見えたので、あとをついて行きました。初めての路線では上りと下りを間違えないのが大事。
改札を出ると、真正面がスタジアムです。これはいい!迷いようがないw
キックオフまで2時間以上あるので、まだがら空きに見えるアウェイゾーン。
実際には多くのサポが日差しを避けてスタジアム各地に避難していました。私もバックスタンドSBエリアに席を確保後、万博記念競技場探索に出かけます。
目指すは『美味G横丁』。スタジアムグルメに力を入れるJクラブが増えているのはたいへんけっこうなことですが、さてガンバ大阪のレベルはいかほど。
学園祭の模擬店のようにテントが並んでいます。フロンパークと似ていますが、横幅を広く取ってあって選びやすい感じがします。しかも目移りするバラエティ。
こちらが大阪で有名らしい『道頓堀くくる』さんのブース。スタジアムにはここの紙袋を下げた人がたくさんいました。私もイカタコが苦手でなければブースに並んで物色したのに。偏食の我が身が恨めしかったです。
で、隣の『ホテル阪急エキスポパーク』で限定品といううたい文句の『宝塚ハードドーナツ』を買いました。100円。ここは他にもデパ地下のようなお総菜が置いてあり、阪急電鉄グループの意地を見た気分です。ホテイチがスタジアムで買えるのはすごいな。
ふだん冷たいものはお茶でもアイスでもあまり手を出さないのですが、この暑さなのでかき氷に挑戦。
マンゴーかき氷、練乳がけをいただきました。これで400円。果肉を追加すると500円になります。
席に戻るとトラック部に人が集まっています。
本日のスタジアムイベント、『ラムダッシュでギネス記録に挑戦』が始まるようです。
1500人(実際は1300人強だったようですが)のオッサn、いや殿方が、一斉にひげを剃る!
だから何、と突っ込みたくなるイベントですが、現地ではとにかく暑くて暑くて思考が止まってました...
スーツ姿はギネスブックのエライ人(たぶん)。懸命に盛り上げようとするスタジアムMCのお2人ですが、ゲストの元ガンバ小島の素っ気ないことと言ったらもう。
それでも記録は達成され、パナソニックの面目が立ちました。よかったよかった。
万博記念競技場といえば「勝て勝て勝て勝てry」の弾幕ですが、ドコにあるかと探したら
バックスタンドのホームゴール裏近く、かろうじて画像におさめました。
ゲートチェックがなかったので入り込んだアウェイAゾーン。ここから見るピッチはこんな感じです。
右端の人物はジュニーニョかと思いましたよ、いえホント。
さあウォーミングアップが始まりますよ。
GKの2人が出てきても、フィールドプレイヤーが出てきても、特にブーイングに迎えられるということはなく、やや拍子抜け。
午後3時ではまだ炎天下が続いていたので、コアサポさんたちも日陰で鋭気を養っていたのかもしれませんね。
それにしてもこの日差しの強いことと言ったら。座って見ているだけでもひからびそうでした。
SB席からは控え組の練習風景がよく見えます。よい席だ!
あれ、菊地もテセもサブなの?
軽く歓迎されて、スターティングイレブンの発表です。
クロツ先発は、もちろんACL再現狙いということでいいんですよね?
さあキックオフ。
フロンターレサポが目の敵にしているガンバ大阪No.13 安田くんが出ていませんね。あらま。
オフサイドをアピールして一瞬止まったすきに、遠藤に決められてしまいます。
前もあったなあ、こんなシーン。ホイッスルがなるまで止めちゃダメだって、プロなんだから。ああもう(落胆)
しゃかりきになってゴール前に詰めて行ったケンゴが、何と相手GKと交錯して倒れてしまいます。おのれ松代(怒
SB席の中でもSSに近いエリアに席を取ったので、ガンバサポさんに敬意を表しておとなしく観戦していたのですが、ここで思わず「何すんだ!」と叫んで素性がバレました。やはりごまかしきれなかったか。
「後半同点/逆転狙いでいくのか」と案じ始めた時間帯、タニがばっちり決めてくれます。
今日こそゆりかごダンスが出るか、と期待しましたが、どうやらナシ。スタジアムがあんまりひっそりしているので、ノーゴールだったのかと思うくらいでした。
さて後半。山岸outテセin。
クロツout田坂in。
絶好の位置でFK取られちゃったけど、まあ入らんだろうと高をくくっていたらみごとに決められました。「また遠藤か!」
ほんっと、憎たらしいくらいうまいな>遠藤。
横山outクッキーin。
ロスタイム3分もむなしく、このままタイムアップとなりました。ワニナレナニワを拝見する羽目になるとは...
吹田をナニワと呼ぶのは無理があると思います。
帰り道、JR茨木駅まで一人とぼとぼ歩き、暗い電車でがたごと京都駅まで戻りながら、前もこんな遠征があったなあと思い出してみたら、2006ドイツワールドカップ、ブラジル戦のあと、ドルトムントからデュッセルドルフに向かうドイツ国鉄の夜行列車に思い当たりました。こうしてスタジアム観戦の経験値が増えてゆく。
スタジアムグルメの充実ぶりは「せっかく万博に来たんやから、食べてってや!楽しんでってや!」というクラブ運営サイドの心意気を感じましたが、MCやPVは等々力の方がずっとセンスがいいです。力まなくてもわめかなくても受け入れられる等々力の大人ぶりが、アウェイに来ると痛感されるのでありました。