ホーム ジェフ千葉戦
もんもんとやってきましたホーム等々力。お相手はよりによって今日の試合にJ2降格がかかるジェフ千葉さんです。『一部死守』の弾幕に悲壮感がただよいます。
とは言えウチも今日お粗末な試合をしたらいい笑いもの。負けられないことに変わりはありません。
ご近所とあって出足も好調。入りきれないジェフサポの皆さんが、脇のスペースまであふれます。
そこで跳ねると危ないよ、と見ているこちらははらはら。
今日はゲータレードステーションに中西哲生さんがお越しでした。
相変わらずカッコエエ！
でも申し訳なくて接近できず、遠くから画像に収めるだけにしました。
来場者記念品は、先着1万名様にカップ焼きそば。
『青春の主食』ですかそうですか。（カップ麺には縁がない）
はっと気づくとスーツの行列が出てきています。
お詫び挨拶は、てっきりユニフォーム姿で出てくるものと思い込んでいました。この時点で「やられた！」感。
入場待ちのときコールリーダーさんがトラメガでサポに呼びかけた内容は、「フロンターレコールはしないので、各自の思いをそれぞれぶつけて下さい」と言った感じのお話でした。
ブーイングと怒号が沸き起こる、なんてことは（期待していた向きには申し訳ありませんが）等々力では起こり得ず、拍手と声援、あとは少々白けた感じの方もお見受けできました。確かに茶番じみていると言えなくもない。
メインスタンドにずらりと並んで、
武田社長のおわびの言葉。
群がるプレスの皆さん。
ユースケ泣くな、顔を上げろ！あちこちから「ユースケ！ユースケ！」と野太い声援が飛んでいましたね。
アウェイゴール裏、メインスタンドにも向かいます。
ジェフサポの皆さんからはおおむね暖かく迎えていただいたように見えましたが、ブーイングも多少聞かれたようです。しかたないね。
転んでもただでは起きないウチの広報、また意表をつくPV放映か！とも期待されましたが、さすがに今日は自重気味。イベント告知も控えめでした。
来シーズンに向けてサポーターの引き止めとご新規さん獲得のプロモーションです。まずは新体制発表会。
来季は洗足学園に戻ってきます。よかった行きやすい。
2010年宇宙の旅、ってそりゃなんだ。BGMはベタにR.シュトラウスでしたが。
生田緑地の青少年科学館にあるプラネタリウムがらみ？
まったく空気を読まずにバロンDole贈呈もやります。
しれっと進行。今月はノボリが受賞しました。
笑顔がさわやか、好青年！人気出るわけです。
そろそろ選手がアップに出てくる時間帯なのですが、珍しいことにガラス戸が閉められました。
ふろん太でなくても「中でいったい何が」と勘ぐりたくなりますよね。
今日はアップに出てきた選手を迎えるGゾーンがちょいと演出をひねって、ずっと「進め進め威風堂々〜」と歌い続けていたので、選手がどこで挨拶をいれたらいいか戸惑ったようでした。特にエイジ。誠実な人柄がよくわかるシーンでした。
練習はいつも通りで、特に変わったようすはありません。
今日は古巣相手に内心期するものがあるであろうヤマ。
今日もサブ組ですが、何とか出場の機会がありますようにと祈ります。
キックオフは午後3時。かくもすばらしい秋晴れの空。
じゃれるウチの3匹。
さすがにアウェイへのご挨拶は自重したように見えましたが、知らぬ間に行ったのかしら？
さあキックオフ。
ユースケの替わりはイガーさんです。嫌いじゃないんだけど不安だ...
風もなく、暖かく、こんな穏やかな秋の午後に好きなサッカーを観られて幸せだなーとしみじみしていたら
失点してしまいました。ああー
降格だけは何としても阻止、というジェフの泥臭くも必死の攻撃に、あっけなく割れるゴール。恐ろしい。
1点リードされたまま、後半へ。
交替はありません。
開始10分ほどしたところでPKを得ました。埼スタ大宮戦後の話では、PKキッカーはジュニーニョとチーム内で再確認したと聞いたように記憶していたのでここも当然ジュニ（ああ失敗でもしかたないかも）と観念したのですが、ボールをセットしに行くのはおっとびっくりレナチさん。
サポの信頼も厚いレナチさんのPKはばっちり決まりましたが
後でまたもめないかしら？と心配しました。（杞憂でしたね）
レナチさんキレキレで、さらに得点を追加します。
PKのときはあまりはしゃぐ気になれずバスケットケースもおざなりでしたが、シュートなら！
気兼ねなく（誰にだ）タオルを振り回せます。
前の席に座ったご年配のご婦人がブンブン、というよりはブウンブウン、とタオルを振るのが何ともまあその、アレだ。
真似しないようにしなくちゃね。
本日の入場者数。
Sゾーンでも席詰めして、このぎっちり感からして当然2万人越えと信じていましたが、意外と空席があったということでしょうか？
後半も残り少なくなったところで、イガーさんoutシュウヘイin。
これでディフェンスラインも安心かな、と安堵しました。が、
この時間帯でなぜ同点に！ジェフ恐るべし。
この勝利への執念が、ウチにもほしいです。当然盛り上がるアウェイゴール裏。
ところがウチにも執念を見せてくれる選手がいました。しかもアディショナルタイムに。
レナチさんすごいよ！ハットトリックだよ！狂喜するサポ、私は涙がにじんできました。
がっくりされているに違いないアウェイゾーン。
最後はケンゴが木村に交替です。
相当傷んでいたように見えました。今日は勝ち切るという強い意志でここまで持ちこたえていてくれたのかも。うわーん。
試合終了です。夕焼けの空がうつくしい。
ジェフの選手とサポーターの心中を推し量るに胸が痛みます。
さすがに今日は大はしゃぎ、というわけには行きませんが、
円陣です！
インタビューを受けるケンゴ。
痛みと責任感と、あとジェフへの配慮もあるのでしょう、非常に厳しい表情です。
エイジもシュウヘイも、浮ついた表情はまったく見せません。
サポは今日の謝罪イベントですっかり切り替え完了。リーグ戦と天皇杯に全力で集中しよう。
アウェイは騒然と、なっているように見えるのはプレスの皆さんがよい画を撮ろうと殺到したからのようです。
実際には怒号が飛び交うこともなく、整然と話し合いが持たれているように感じられました。ジェフサポさんは大人ですね。
話がついたのか、ゴール裏から遠ざかっていく人垣。
まだ数人残っているのは、詰めの話し合いでしょうか。
他クラブながら気が気ではありませんでしたが、スタジアムの撤収時間もあることでしょうし、きっと円満に退出されると信じてスタジアムを後にしました。
J2降格は屈辱かもしれませんが、クラブがなくなるわけではありませんからそんなに嘆く必要はありません。
サポーターの底力の見せ時ですよ！
