天皇杯2回戦鹿屋体育大学戦
9月になりました。天皇杯が始まりました。去年と同様J1勢は2回戦から登場します。
とはいえリーグ戦・カップ戦、さらに代表戦の合間のタフなスケジュール。しかも2つ下のカテゴリとの対戦とあって、ふだん出番の少ない若手登用が楽しみなのがこの2回戦ですね。ヤンフロの活躍に期待を抱きつつ厳しい残暑の中を等々力へ。
シーチケ対象外の試合なのでA自由席を手配しのんびりスタジアム入りします。折よく選手バス入場に出会ってプチ興奮。
今日の観戦ポジションはこちらです。
久々のメインスタンドしかもホーム側。ゴールラッシュに期待しましょう。
天皇杯なのに等々力マスコッツは3人総動員体制でファンサービスに励んでました。
久しぶりに間近でみるカブ。この子こんなにアグレッシブにサポをあおる子だっけ?
スターティングイレブンは予想通り若手主体です。ヤンフロオールスターズ。ジュニーニョや稲本はベンチ入りさえしていません。
GK以外レギュラーはコミーだけという状況に、「左サイドは誰かいないのか他にー」と気の毒になるくらいです。だってコミー毎試合出てるじゃない!休ませてあげようよー
鹿屋体育大学は天皇杯ならではのジャイアントキリングを狙っているに違いないと容易に想像できますが、やはりプロに比べれば守備も攻撃も甘く、拍子抜けしました。
天皇杯の緒戦は毎回先取点を献上していたのが嘘みたいに楽々と得点です。
等々力初お目見えの小林悠です。「悠さま」とデビューを待望していたサポも多いと聞いてますが(他人事)。好みじゃないらしい
鹿屋体育大学は、1回戦を戦ったあと中1日で2回戦となれば動きが悪いのも無理なからぬところ。いくら学生さんとはいえ、気の毒になる日程ではあります。
しかし!こちらはプロ。主力がいなくても負けるわけにはいきません。小林の10分後には木村がゴール。
早くも楽勝ムードがただよい始めます。が、追加点はならず前半終了。
後半は、コミーに代わってユースケが登場します。
ユースケ左もできるんだっけ←違います
学生さん相手に力の違いを見せつけてやるんだ!右サイドを翻弄しろ!と意気込むこちらの思惑とは裏腹に、意外とゴリゴリいかないユースケ。サハラは大学生相手でも容赦なかったけどなあ。
で、またあっさりと小林悠が2点目ゲット。
得点機に3人くらいゴール前にいましたが、「悠おまえ決めろ」って感じでボールが転がってきたところを難なく蹴り込みました。ストライカーかくあるべし。ハットトリックもいけそうな勢いを感じました。
そしてベンチでは高須が準備中。
メインのホーム側で見ていると、ベンチワークがまるわかりでなかなか楽しいです。「高須!」って呼ばれたのが聞こえたし、一緒にアップしていたヒロキが笑顔で高須を送り出したのもばっちり。
ユース上がりの吉田や木村、今季加入の楠神に小林、さらに薗田と、若手がみな先発しているのに自分だけベンチでは気が気でなかったでしょう。出番が来てよかったわ。
No.22 木村と交替です。
そして伏兵(すまん)横山のゴール。
いつもクールなソフティに似合わない子どもっぽい喜びようが、かえってほほ笑ましく見えました。でもほどほどにね。うれしいのはわかったから。
交替枠最後はヴィトールです。
No.23 ノボリが下がります。今日は久しぶりの登用、しかも先発で大張り切りなのがスタンドからもよくわかりました。得点したかったんだろうなあ。最後は足を少々傷めたようにも見えましが、まっ、若いからすぐに回復するわよね、とあまり心配せず(ひどい)。
危なげなくこのままタイムアップ。
最後まであきらめず戦い抜いた大学生イレブンを讃えて、等々力に集った4000人から大きな拍手が送られました。
今日の収穫:帰りの南武線がすいていた(何それ)