2010Jリーグ第29節 アウェイ京都サンガ戦

この秋一番のお楽しみ、西京極遠征。京都行きにはもれなく美食がついてくることになっています。今日の遠征プランは嵯峨嵐山で森嘉さんのお揚げ、桂物集女でくいしんぼー山中の和風ステーキランチ、一乗寺ベック・ルージュでケーキ。そしておみやげは阿闍梨餅という豪華ラインナップ。スタ食だけ決まってなかったのですが、いづうの鯖寿司が京都駅で買えたので初挑戦することにしました。

京都の美食を堪能しすぎて試合前から骨抜きです。
今日の観戦ポジションはこちら。

メインスタンドのSMゾーンに初挑戦です。アウェイ寄りなので青黒ユニ姿もちらほら混ざって心強い。とはいえ席を譲ってくれた京都美人の手前、あまりおおっぴらな応援は慎むようにいたします。
試合前のイベントで少女たちのマーチングバンド

に律儀に拍手していたら、前に座ったカップルの会話。「川崎の人はえらいね」「余裕あるんちゃう?」...すみません今ウチ余裕なんてかけらもないです。でも拍手だけでは物足りなくなったのか、途中から手拍子も始まってました。いいぞもっとやれ
ジュニーニョが帰ってきて今日は矢島とツートップ。黒津はサブ組でアップしています。

小林悠も当たり前のように帯同。出番があるといいなあ。
わが軍のゴール裏はこんな感じ。

遠方アウェイとは言え、ちょっと寂しいかな。でも声はよく聞こえていました。スタンドの裏は、造園の妙か、紅葉がみごとです。
さあキックオフ。

がら空きに見えたバックスタンド・ホームゴール裏もしっかりと埋まってきました。メインSMゾーンも満席。西京極で席詰めのお願いを聞くとは予想外でした。クラブの集客努力が実ったなら何よりです。
日本を代表するIT企業がスポンサーに名を連ねているのですから、早く大型ビジョンで動画が見られるようになるといいですね。

珍しい時間帯に先制したのですが、

一番遠い対角線上でのできごとだったので、ゴールネットが揺れたことしかわかりませんでした。コミーのゴールだったんですね。立ち上がらず、タオルも回さず、こっそりバスケットケースだけ歌って喜ぶ小心者。
でも前半のうちに同点にされてしまって。

先制点が早すぎたのか、毎度のことながら守り切れません。勝負は後半。

交替はありません。

今日は黒津の投入が早いと思ったら、

田坂と交替とは。どこか傷んだのかしら。
そしてこの後黒津のすばらしいゴールが生まれているんですが（後から動画で見たら無回転のすごい弾道でびっくり）、

まったく記憶から飛んでます。
同点にされてすぐ憲剛のゴールでまたリードするんですが、

こちらはスコアボードの画像を撮るのに気を取られて見損じるという大失態。「どうしてみんなバスケットケース歌ってるんだろう、あんまりお粗末な失点だったから腹を立てて自棄になったのかしら」と本気で思ってました。こちらも後から動画で見たらあり得ない角度から蹴ったボールがゴールしていて、後ろの席のフロンターレサポらしい方々が大興奮していたのも大いに納得。
反省してジュニーニョの4点目はしっかり見届けました。

3点目の憲剛も4点目もジュニーニョも、得点後すごい勢いでアウェイゴール裏に走って行く姿にメインスタンドで胸熱。どんなゴールパフォーマンスよりかっこいいよ！

（でも画像は小さすぎて見えませんごめんなさい）
4-2となって残り1分を切ったなら、サッカーではふつう勝利を確信するところですが、京都の粘りが驚異的で（しかもウチの守備がゴール前人数かけているのに機能していなくて）「今日はまだ安心できないだろう」と予想していたらちゃんと当たりました。

ほらね。
しかも盛り上がるサポの後押しを受けて、アディショナルタイムにさらに猛攻をかけてくる京都イレブン。怖いよ怖いよー
でもしのぎ切りました。あと1分あったら危なかったです。まちがいなく同点にされてました。

インタビューの後、一人アウェイゴール裏に向かう憲剛。

「ナカムラフロンターレ！」で応えるゴール裏。まあそれはそうだが。今日も憲剛のおかげで勝てました。
そしてメインスタンドの声援に応える憲剛。

京都のみなさんもケンゴ好き過ぎでしょう。わっさわさとスタンド前方に押し寄せてくるんだもん。サンガイレブンの健闘も讃えてあげてよー。
耳に入ってきたメインスタンドのお客さんたちの会話を聞くともなく聞いていると、サッカーの試合ではあり得ないほど得点がたくさん入ったし、取って取られてのシーソーゲームだったので、勝ち負けよりも試合観戦を楽しまれた方が多かったようです。さすが麿サポと称される鷹揚なお土地柄。
帰りは西京極駅の臨時改札から阪急京都線に乗りましたが、スタジアム直結の駅っていいですね。コンコースは混雑したものの車内は南武線に比べればがら空き同然で、らくらく乗り換えの烏丸駅まで行けました。関西は電車が混まないのがいいわあ（ていうか、東京が混みすぎ）。
まあ勝ててよかった。遠征のときは勝ち点1と3とで帰り道の気分がだいぶん違いますものね。京の厳選美食をたんまり抱えてのぞみでほくほくと帰京しました。
〈おまけ〉ベック・ルージュさんは休店日でしたので、コーヒーだけいただいてまいりました。