2011 J1リーグ第26節アウェイモンテディオ山形戦

情報遮断していてもどこからか入ってきてしまう三ツ沢ナビスコの結果。粉砕されたと聞いて、「ああやっぱりね」と納得しつつも当然気は晴れず（リーグ戦じゃなくてよかったぜ）、重い気分で山形遠征に向かいます。
こんなに気乗りのしない遠征がかつてあっただろうか。いやない（反語）。
今日のお宿ホテルメトロポリタン山形には、平田牧場のお店があります。おひとり遠征には心強い味方。平牧様のお膝元ですからここは奮発して『厚切りロース膳』をいただきました。

出陣前の腹ごしらえはこれで完璧です。レッツゴーNDソフトスタジアム。

本日の観戦ポジションはこちら。

メインスタンドS南ビジター席です。指定席じゃないよ。
NDスタに来たからには忘れちゃならない『炎のカリーパン』。今日のお題は川崎コリアタウンにかけてカルビとキムチ、そして川崎大師名物くずもち入りだそうです。えっ、くずもち？

当然『挑』みましたとも。（「さすがや」と言われた。何だそれ）あんことカレーってベストマッチング、とまでは言いませんがけっこういけます。当然完食。

GK練習が始まります。

「今日こそ連敗脱出だ！」と「今日もダメかも…」が交錯しているであろうわが軍のゴール裏。

さすがに人数は少ないです。選手たちが見たら寂しがるだろうなあ、ごめんよたくさん連れてきてあげられなくて。
いやいやヴィッセルさんだってセレッソさんだって、サポの人数は少なかったけど等々力で勝ち切ったんだからウチだってきっと。と、下がりがちな気持ちを奮い立たせます。

ウォーミングアップ開始。

みんな身体が重そう…とつい悲観してしまうのは、3日前に試合したばかり（しかも惨敗）だったからですよそうですよ（決して主観がばりばり入っているからではない。たぶん）
メンバー表はこちらです。

今日もSBは田中田中コンビ。大島くんがスタメン復帰。
サブはこちらです。

ケンゴさんが帰ってキタ！のはいいんだけど怪我はだいじょうぶなのか。「骨がつくまで待っているプロはいない」とは言えここで再度離脱されるとシーズン終盤苦しくなるのは目に見えてます。疲れぎみの俺たちの山瀬がベンチスタートなのはよい変化だととらえましょう。
さあキックオフ。

開始早々ゴール前に詰められますが辛くも対応。GKとDFの連携が改善されていないのではないかと危惧される立ち上がりです。リッキだいじょうぶか（かと言って相澤が盤石なわけもなく、ああなやましいぜ）。
モンテディオの必殺プレイスキッカー、石川くん登場。

かつては100%彼が蹴っていたようでしたが、今日の試合では反対サイドは譲ってましたね。世代交替を図っているのかな。いずれにしても脅威であることに変わりはなく。っていうか、アビスパ行っちゃった翔くんといいウチの試合では自重してくれ！（先輩の虫のいい悲痛な叫び）
まだ前半なのに交替とはこれいかに。

どこか傷んだのか？楠神が山瀬と交替します。むー。しかしこの山瀬が冴えてていいんだな。怪我の功名とはこのこと。
押したり押されたりしながらもだんだん押し込む時間帯が長くなり、後半に期待をつなげて0-0で前半終了します。ただ、得点の香りはするものの大エース様が絶好のチャンスにずっこける（もちろんサポもいっしょにこけました）とかサイドネットに叩き込むとか、お願いだから枠入れてよ枠に。
さあ後半です。

交替はありません。

ケンゴさんがいつ出てくるのか気が気じゃなくて、そっちばかり見てたらチャントを外してしまいました。

なんて言ってたら、久々コバユウのゴールキター！

となると、「この1点をどう守るか」がウチの課題なわけで。
じゃあ守備固め、とヒロキが準備しているのになかなかホイッスルが鳴りません。

結局交替はキャンセルになったようです。今季こういうシーンよく見る気がする。メインスタンドだから目につくだけかな。
ケンゴさんの投入は、試合時間も残り10分になろうかというタイミングでした。

大島くんと交替です。僚太くんもだんだん腹が据わってきたというか、プロらしく堂々としてきましたね。滑り込み入団の高卒ルーキーだけにいつ出番が来るのかと案じていましたが、無用の心配だったようです。
時間稼ぎの交替までして、やっと勝利。

ベンチからみんな出てきたよ！スタッフも総出で喜んだよ！（画像が少ないのはスタンドでいっしょに喜んでいたからです）
最後の5分＋アディショナルタイムの長かったことと言ったらもうね。アバンテ歌っている最中に押し込まれて肝を冷やしました。
今日は誰もが足取り軽く、ゴール裏に向かいます。

殊勲のコバユウは泣いていたそうな。

8連敗中5連敗観戦してました（全部見てた強者も少なくないらしい）。今日はフロンターレがめざしているサッカーじゃなかったかもしれないけど、「連敗を止める」という最重要ミッションを達成できましたから無問題。
あーうれしい、ほっとした。遠征してきた甲斐があったというものです。勝ち組様と呼んでくれたまえ（急に強気）。

8連敗のおかげでダイエットがすいすいはかどっていたのですが、この1勝で元の木阿弥です。どうしてくれる（嬉怒）。もちろん勝利祈願と勝利祝いで山形の美食を堪能しすぎたせいもある。

これで今季はタイトルをめざすとか現実的でない目標を封印できて、かえってよかったかもしれません。「まず残留を目指します」なんて公言できない雰囲気だったもんね。
あと11日の等々力で「相馬ヤメロー」ってわめいていたサポのつもりのみなさんは、これを機に猛省していただきたい。もちろん山形まで応援になんか来ていないんでしょっ。
「俺が信じないでどうする」と相馬監督を擁護し続けた武田社長は、また男を上げましたね。一生ついていきます。