第91回天皇杯 決勝 京都サンガF.C. vs FC東京

今年のお正月も国立競技場に来ることができました。観戦ポジションはこちら。

いつものようにSA指定なのですが、珍しくメイン側です。
到着したときはちょうど全日本女子サッカー選手権大会の決勝の前半が終わったところ。

INAC神戸レオネッサはアルビレックス新潟レディースをまったく相手にせず、余裕の完勝でした。優勝おめでとうございます。

澤はともかくなんで大野までINACなんだよ！とぷんすかするのはそろそろやめましょうね>わたし
天皇杯決勝ならではの、スルガ銀行様バナー。

富士山をサッカーボールが超えてゆく図が何とも愛らしく、好感度大です。
聖火台にも火がともる。

ああ国立競技場はいいなあ。
カップ戦の決勝となると、趣向を凝らしたコレオグラフィーがサポのセンスと企画力の見せ所。
京都サンガF.C.さんは、これが

こうなりました。「まだあげんといてやー」とリーダーさんの声が聞こえるのもいとおかし。

天皇杯は準決勝から決勝までが短いので、準備にも相当なご苦労があったかとお察しします。
対するFC東京さんは（毎度のことですが）意外とひねりがない。

まああちら様は応援が何かとアレなのでコレオとかビッグフラッグとかは特に（ry
スターティングイレブンです。

主審は西村さん。
おっ、幸先よく先制！これはおもしろくなりそう。

と思う間もなく同点に。

今野うまいなあ。1点リードをもうちょっと引っぱりたかったんだけど。
やや劣勢の試合展開にやきもき観戦していると、何だか揺れている。誰か貧乏揺すり？（よくある）でも長い。

新年早々地震でした。3.11のときのように長い揺れでした。思わず頭上の屋根を見上げました。周囲のお客さんも「揺れてるねえ」「地震だ」とざわついたものの、みなさん極めて冷静。大型ビジョン上のフラッグ掲揚ポールが3本ともぐわんぐわんたわむほど強く揺れたにもかかわらず、まったく混乱ありませんでした。大したものだわ
試合は前半中に京都の集中を欠いた（わけではなかろうがそう見えた）守備をついたFC東京が抜け目なく2点を奪い逆転です。

GK1対1をきちんとものにできるのは（当たり前っちゃ当たり前ですが）強い。このとほほな失点パターンは、2011シーズン何度も見たわねえ、と他クラブの応援をしながらも思うは我がチームの来し方でございます。
さあ切り替えて後半行こう。

と思ったのになあ。

ま た ル ー カ ス か よ
でもここで集中を切らせてはいけません。カップ戦の決勝ですからね。
交替で入った今日1番の（2番目はNo. 13 宮吉くん）お楽しみ、No. 31 久保裕也くんが見せてくれます。

また大木監督に「点取ってこい」って言われて送り出されたんだろうか。

面構えがふてぶてしく体格もがっしりしていて、これは将来を嘱望せざるを得ない逸材かと。評価の高い京都サンガF.C.の育成ですが、宮吉くんといい久保くんといい、まことに成長の楽しみな10代です。
完敗だったけど、よくファイトした。

京都のサッカー楽しいしおもしろいです。2012シーズンは、機会あれば生観戦しようと強く決意しました。




今日のおまけ

京都サポさんにいただいた、俵屋のギフトです。中味はかりがね茶と干菓子（お題は『福俵』）。新春らしく雅なよいものをいただきました。多謝。