一人のお正月

シングルで迎える初めてのお正月になりました。しかも異国の地京都で。
毎年元旦は国立競技場で天皇杯決勝を観戦し、「今年もサッカーと生きていこう」と、決意を新たにしていました。初詣の代わりです。テレビで見る天皇杯決勝の、ああなんて味気ないこと。たとえそこに私のフロンターレが出ていなくても、大嫌いなアントラーズが大きな顔をしていても、初春の穏やかな日差しの中で観戦する天皇杯決勝は格別です。来年は必ず、必ず戻ってきます。そのために、今年スタジアム観戦の機会を増やし、東京にいた頃のように毎週1試合は見に行くようにします。最低でも2時間のスタジアム生観戦環境に身体を慣らしておかないと、去年のように前半だけで風邪をひいて退場ということになりかねません。よし、今年の目標設定完了です。
異国で独り身のお正月のいいところは、面倒なお付き合いを全部省略できることです。お節は自分の好きなものだけ作りました。画像の紅白なますは、今回ゆずではなく、国産レモンとワインビネガーを使ってみましたが、さわやかな風味が予想外に美味で、大成功。お煮しめは、こんにゃくもシイタケもレンコンも省きました。黒豆は正月明け、よい丹波黒大豆が見つかってから炊く予定です。
初詣は、恵方参りでお世話になっている神社へ行きました。いつもひっそりしているお社が、今日ばかりは大行列でにぎやかだったのでびっくり。それにしても、人がじっとお祈りしている脇から手を出して賽銭を入れてきたオッサンは、いったいどういう了見なのかしら。これが京都のお作法？
明日は北野天満宮へ行きたいところですが、たいへん混雑するようなので、路面の状況を見て、凍結の心配がなければ早朝お参り。今夜予報どおり降雪があれば、自重して次の機会にします。