鼎泰豊月餅

『鼎泰豊』が読めませんでした。ディンタイフォン、なんですね。
中国文化圏では仲秋を盛大に祝うのだと聞き、職場にいる台湾出身の同僚の機嫌取りに月餅を贈呈しようかともくろんでいた昨今。
機先を制すかのように、社長から差し入れがありました。
9個入りの月餅の箱。女性陣はみな「えー、月餅?」と盛り下がったのですが、一人台湾人の彼女は色めき立ちました。
「ディンタイフォン!」とエキサイト。
「小龍包で有名なお店なのよ。」と解説してくれました。
チャイニーズ風パイ皮に包まれたあんは5種類ほどあり、レンジで軽く温めればなかなかの風味で、「あら、これならいけるわ」と感心しました。
台湾支店の営業くんは、この時期得意先に月餅を配るんだそうで、業務日報にもその旨記載があったとか。
鼎泰豊を知らなかったのは美食家として大いに恥じ入るところで、社長はさすがにエエモンわかっとるわーと感心しきりでした。