山形遠征〜赤湯温泉お宿編

赤湯温泉

モンテディオ山形のJ1昇格を祝って、NDスタに遠征をもくろみました。
福島県郡山市に住んでいたことがあるので東北地方に多少の土地勘はあるものの、正直言って米沢より北の位置関係がさっぱりわかりません。
NDソフトスタジアムは天童市。ということは、山形市よりさらに北?
まったくおぼつかないのですが、現地サポの知人がアテンドしてくれることになったのでおまかせすることにして、まずは山形新幹線に乗りました。


初めての山形新幹線だったのですが、福島から米沢に向かう山岳ルートは緑深くまことに美しく、「来てよかったなー」と感慨にふけります。
つばさ号はけっこうな混雑ぶり。
指定席は満席だったそうです。確保しておいてよかった。
さすがに前日入りするサポは、この時間帯には見かけませんでした。


本日の宿泊は赤湯温泉。
山形県は、すべての市町村に温泉があると聞きました。
実は温泉があまり得意ではありません。
松本の浅間温泉で湯めぐりを欲張って湯あたりし、ひどい頭痛でダウンした経験があります。
元はと言えば自分の意地汚さが原因なので、温泉に罪はなく、お恥ずかしい限り。


こちらの宿は、露天風呂付き客室を手配してもらっていました。
何と信楽焼の湯船だそうです。
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露天風呂と言っても浴室には屋根があり、ガラス張りなので開放感はそれほどでもありません。
青天井ではない分、安心感があります。


源泉かけ流し。
かすかに硫黄の匂いがしますが、気になるほどではありませんでした。
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湯温はかなり高く、長湯はできません。
その分さっぱりと入浴できました。


洗面ボウルも信楽焼
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シティホテルに比べると、ミラーまわりなど少々見劣りしますが問題ありません。
アメニティはShiseidoでした。


DVDが鑑賞できるプロジェクタールーム。
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ソフトはフロントで貸し出してくれます。
山形にちなんで『おくりびと』や『スウィングガールズ』が用意してあるのは納得ですが、リストに『オースティンパワーズゴールドメンバー』があったのにはびっくり。
スタッフに愛好者がいるんでしょうかw


マッサージチェアもありました。
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旅情を楽しむのにDVDを借りることもないだろう、ということで読書。
部屋においてあったのはこの本。
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著者の奥山さんって山形出身で、エンツォ・フェラーリのデザイナーでしたよね。
プロフェッショナルで見たことがあるような記憶。


お庭のしつらえはこんな感じ。
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よく手入れされて風情がありますが、こちらの宿の所在は住宅地のただ中で、およそ温泉街らしくないのには面食らいました。


お宿のサーヴィスは、お出迎えからお送りまで申し分なく、たいへん満足しました。
旅館というと女将や仲居さんが入れ替わり立ち替わり現れて緊張する、という先入観があったのですが、到着の挨拶以外は内線電話だし、お食事は専用会食場で部屋でのお膳の上げ下げはなし。
くつろげます。
かといって放りっぱなしでもなく、辻辻に案内の人が立っていて、迷子になりそうになると声をかけてくれます。
これはたいへんありがたかった。
スタッフの教育が行き届いているのか、みなたいへん温かく、マニュアル頼みではないおもてなしを感じることができました。
これでお一人さま\30000。
コストパフォーマンスは良好です。
なかなか取れない宿だそうですが、それもむべなるかな、と納得しました。
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