ナビスコカップ準決勝第2戦
やってきました日産スタジアム。
リーグ戦のときと同じように、アウェイ自由席は長蛇の待機列。
Sブロックも同じ列に並ぶのかと思いきや、さらに先まで歩くよう案内されました。
早くもアウェイの洗礼(ちょっと違
今日の観戦ポジションは、こんな感じ。
「見にくい、見にくい」と不評の日産スタジアムですが、『そんなに悪くないんじゃない?」と、この時点ではまだのんきに構えていられました。
初秋の日差しにはためくフラッグときらめくNISSANのエンブレム。
ネーミングライツ返上となると、このエンプレムも見納めになるのでしょうか。
日影から埋まっていくアウェイゴール裏。
日差しをさえぎれば快適な秋の陽気でした。
まだ間があるのでスタジアムを一周してみることにしました。
ホームゴール裏から見えるフロンターレ応援席。
あらいつの間にコレオ用のフラッグが。
ウォーミングアップが始まると、Fマリノスのビックフラッグが1Fを移動していきます。
ハコが大きいからこそできる大技ですね。うらやましいぞ。
本日9月6日は、『FIFA Fair Play Day』だそうです。
なかなかワサビの利いた記念日で...(多くは語らない)
さらっと歓迎されて(ホームからは拍手ではなくブーイングが聞こえたような気がしたけど気のせいか)スターティングイレブンの発表です。
サブに"静岡県人会” No.5 薗田くんが登場。意外と大柄なので驚きました。
注目は何といってもこの人。
GK No.28 リキですねー。第1戦の活躍を再び、と高まる期待。
さあキックオフです。
山瀬がいないとはこれいかに。ウチとしてはありがたいのですが。
Sブロックはメインスタンドのコーナーに当たるので、ベンチワークもほらこの通りよく見えます。
みなさん姿勢がいいですね。
前半が終わり、戻ってくる選手たちもほらこんな近くで見えるんですよ。
シュウヘイの影に隠れていますが、今日のキャプテンはヒロキ。
ちょっとだけキャプテンマークが見えています。
さて後半開始。
山瀬がここで登場してきます。ううーヤダヤダ。
養父out田坂in。
誰かがレッドもらって一発退場、しかもPKの大ピンチがやってきます。
当事者はイガーさんだったのですが、対角線のコーナー付近からは向こう側で何をやっているのか皆目わからず(なんで赤なのかもさっぱり)、「見づらいヨココク」を痛感する事態となりました。
リキ、ここで止めればヒーローだったね。
さすがにそんなマンガみたいなことはそうそう起こらず、1点先取されてしまいます。PKでそんなに喜ばなくても(と、取られた方は思うのだ)。
そしてレナチさんout横山in。
ここからフロンターレの『超割り切りゲームプラン』が発動します。
「もう1点もやらないぞ」
誰もいないこっち側。ジュニーニョもテセも守備に入ってみんなで引きこもり。徹底してます。
あわよくばアウェイゴールを、ともくろむと見えた前半より、守りだけに集中したイガーさん退場後の方が意外に安心して見ていられました。
Fマリノスの猛攻は凄まじい威力でしたが...
こちらのゴール前で何やら不穏な動きが、と案ずる間にジュニーニョに体当たりをかますFマリGK飯倉くん。
「???」
あれだけ見晴らしのいいところでやってくれてはごまかしもきかず、ご退場となりました。
なんかよくわからないけど、これで10人対10人のイーブンに。あらま。
Fマリノスは交代枠を使い切っていたようで、フィールドプレイヤーが退場のGKの代役を務めます。
松田かな?と期待した向きが多かったようですが(含自分)、水沼二世がキーパーユニ着用。
ちなみに前回松田がGKを務めたときの試合はこちら。
ここでフロンターレのゲームプランが切り替わります。
即席GKだろうが情けは無用。
ロスタイムは7分。
数的不利がなくなったので、遠慮なく攻め上がってくるフロンターレ攻撃陣にサポも興奮の嵐です。
だからってクロツまで投入しますか。
そしてお約束。ジュニがロスタイムゲットゴール。
ゴール裏ではなくメインスタンドに駆け寄ってきたのは、息子さんが観戦していたからだったんですね。
早くピッチに戻らないと、ほらレフェリーが注意しにきたよ!
勝ったー勝ったーみんなうれしそう。
はれやかなボーズユナイテッドを3人キャッチしました。
第1戦で2−0としたので第2戦はもちろん有利だったのですが、Fマリノスの猛攻に耐える時間帯が長く、苦しい観戦でした。
相手GK退場でいきなり攻勢に転じてからは最高にエキサイティングでしたけど。
とまれ、これでナビスコ決勝進出。秋のお楽しみがまたひとつ。