sauve qui peut

内田樹先生の『「おじさん」的思考』を図書館から借りて読む。
この人を食ったお気楽(を装う)本を読んでぼろぼろ涙するのは私くらいでしょうね。
子どもとの別れをテーマに持ってこられると弱い。もう致命的に弱い。
自分が「かけがえのないもの」を永遠に失ってしまったのだと実感するとき。

いや別に、一点の後悔もありませんけど。
私も子どもたちに内田先生と同じ言葉を贈ろう。
「お金なら貸すわよ、夜露がしのげる場所がなければ家においで。」と。