京浜急行 三浦半島1DAYきっぷの旅

三浦半島1DAYきっぷ

「夏だから海へ行こう」と思いたち、学生時代以来の三浦半島を訪ねました。
横浜や湘南江の島も候補に挙がったのですが、何度も行っていて新鮮味が薄い。
とはいえ三浦半島はクルマでしか行ったことがなかったので、まず交通機関を調べることから始めて京急に決定しました。
このあたりからくるりの『赤い電車』が頭の中を流れ始めます。
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乗り鉄兼聴き鉄属性発動か。


今日から夏休み、というところが多いらしいので(ニュースでしきりに言っていた)、混雑を避けて朝早くに出ました。
いつも通勤で乗っている時間帯ですが、最寄り駅からはいつもと同じくらいの混みぐあい。
特にすいているとか、混雑しているとかいう感じではありません。
順調に乗り継ぎ、三浦海岸駅で下車。路線バスに乗り換えます。
海岸沿いに三崎港へ向かおうという魂胆です。
始発駅でこそ満員だったものの、お客さんが次々に下車していってとうとう乗客は3人に。
途中で細い道に入っていったときには心細くなりましたが、畑の間を縫って走るバスの旅は期待以上に旅情をそそりました。
ハイシーズンだというのに海辺の道は渋滞どころか対向車もまばら。
これは穴場かも。


予定時刻通りに三崎港バス停に到着。港周辺をぶらぶらします。
さかなセンターを始めとして、イカやらマグロやら、いくつもの売店が集積しています。
でもこちらも人影はまばら。ほんとうに夏休みなのか不審になるくらいでした。
バス停に一番近い産直センター『うらり』に入ります。
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こちらも外見はひっそりしていて営業していないのかと思うくらいでしたが、中に入るとにぎやかでした。


等々力でおなじみの『とろまん』発見。
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帰り道を考えて買い置き用はあきらめ、軽食代わりにふかしたてを1つ買いました。
等々力での催事はいつも大行列なので、かんたんに買えてちょっとお得な気分。
『とろまん』は三浦のあちこちにのぼりが出ていて、三崎口駅にも売り場がありました。


『うらり』を出るとバースがあります。
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これまた旅情をそそる潮の香り。ベンチがあって日差しが強くなければここでとろまんを食べてもいいかも。
城ヶ島への渡し船や遊覧船も出ていて、しっかり楽しめそうです。


お昼近くになってさすがに暑いので、欲張らずに帰途につきました。
この時間帯になるとクルマも人もぐっと増えます。
早く出てきて正解だったなー