ヴィヨン バウムクーヘン

連休のつれづれにNikkei BP onlineを読んでいましたら、「出張スイーツ」にご近所のケーキ屋さんが紹介されていました。
切り分けたら思わず声の出るバームクーヘンって?というタイトルは、少々アレですけどねー
こちらのお店、Villonが有名なのはかねてより聞いていましたが、これまで入ったことがありませんでした。
正直バウムクーヘンがそんなにおいしいとは思えません。買うならフランス菓子。
でも記事で絶賛されていたので、これは試さねばなるまいと出向きました。
と言っても我が家から歩いて5分。ご遠方からお越しになる方には申し訳ないような近距離です。
品揃えはバウムクーヘン以外にも生ケーキに焼き菓子、チョコレートにクッキーとラインナップ豊富です。
とは言えラベルは手書きだしショーウィンドウはけっこうスカスカ。ディスプレイに凝った感じはありません。
スタッフというよりは「店員さん」と読んだ方がお似合いの女の子たちは、フラウラやオー・ボン・ヴュー・タンの販売スタッフとはずいぶん趣が違います。
要は桜新町で長く愛され続ける地元密着のお菓子屋さんなんですね。チェリーカードも使えるしw
今回は超定番のプレーンバウムクーヘンを試しました。0号\1200也。
「水なしで食べられる」が売り物だけあって、しっとりした食感、そしてどっしりしています。
甘味はかなり控えめに感じました。表面のグラサージュがアクセントになっています。このグラサージュ、アニス風味なのがポイント。
次はトリオバウムクーヘンとメープルバウムクーヘン、それにヴィヨネットフランボワーズをぜひ試したいです。
私の驚愕バウムクーヘン体験は、2006年ドイツワールドカップで滞在したデュッセルドルフハイネマンに尽きます。ドイツのお菓子に対するイメージが覆りました。ああまた行きたい。
ヴィヨンはハイネマンには及びませんが、デパ地下で行列ができている実演販売のあのお店よりは断然いいです。
ヴィヨンといいベッカライブロートハイムといい、桜新町は渋くてよいお店がたくさんあって幸せだ〜