全国高校サッカー選手権1回戦　駒沢オリンピック公園陸上競技場

年末年始はサッカー三昧♪と浮かれていられるのも、天皇杯と高校サッカー選手権があるからこそ。
首都圏在住のメリットをここぞとばかりに堪能できます。
とはいえ高校選手権は断固として『母校主義』なので、今年のように県大会で早々に敗退してしまうと一気に興が冷めます。
しかも県代表が新興勢力だったりしてこれまたたいへんおもしろくない、という心の狭さ。
葛藤を抱えて駒沢オリンピック公園陸上競技場へ向かいます。

自宅から外へ出ると「寒っ！」。曇り空、強い風。雨の心配はなさそうですが、吹きさらしの駒沢には厳しい観戦条件になりそうです。
駒沢大学駅からは、いかにもそれとわかるサッカー観戦者の群れが、続々と公園に向かっています。
断じてホームではないけれど勝手知ったる駒沢。すいすいと正面入口に向かえば当日券売り場には長い列ができていました。あらま。

第一試合にお目当ての我が静岡県勢が登場します。

フジエダメイセイって言われてもなあ。藤枝を名乗る以上はもにょもにょ...

本日の観戦ポジション。

全席自由席だったので張り切って、藤枝勢でぎっしりのメインスタンドに席を取りました。
まわりは保護者や応援ツアーで来ている関係者だったらしく、藤枝弁どっぷり。
ただしサッカーリテラシの点ではいささかおぼつかなさも見受けられるように感じました。

キックオフ早々に幸先よく得点します。

初出場校なのにやるじゃない。静岡県勢として格の違いを見せられるのかな？

なあんて余裕かましていたら、徳島商に同点ゴールを決められてしまいました。

これがGKの頭をループで超えてゆく技ありのゴールで、「へえぇー」っとすなおに感心。当事者でないとこういうとき楽ですね。

後半も双方追加点なくすぐにPK戦に入ります。

グラウンドコートを着てみんなで円陣。

お互いぜんぜん決まらずスコアボードに×が並びましたが、かろうじて藤枝明誠が勝利します。歓喜するメインスタンド明誠側の皆さん。
「PKでようやく勝ったのに大騒ぎするなんてまあ」という気もしましたが、まあそのあれですよ、トーナメントの緒戦は次に進むことが大事ですからね。

「しょっぱい試合だったっけやぁ〜」と苦笑する向きがメインスタンドには多かったようです。
スクールカラーらしきタオルマフラーも用意して、バックスタンドには生徒さんとブラスバンド。まずまずの選手権デビューのように見えました。
まあ藤枝を名乗る以上は（以下自粛

第二試合は長崎代表国見高校と新潟代表北越高校の対戦です。

天気も良くなってきたのでこちらも観戦を、と目論んだのですが、いかんせん風が強くて寒い寒い。
あっという間に国見が2得点したのを見届けて、スタジアムを後にしました。
さすがは国見だ、これはこの選手権期待できるかも、と深く確信。