2010Jリーグ第31節 アウェイ多摩川クラシコ

頼みのケンゴが警告累積で出場停止の上、怪我人続出でメンバーが組めないかもしれないとまで言われた今節の我が軍。クラシコだというのに今日は勝てる気がしません。こっちはリーグ戦・天皇杯と連敗して今季のタイトルの望みがなくなりモチベーションだだ下がり。対照的に連勝でクラシコを迎え、前夜のMXの番組（FC東京ホットライン）でも当たり前だが勝つ気満々のFC東京さん。試合前から結果が見えている気がしてどんよりします。（けっこう弱気）
でも行く味の素スタジアム。
今日の観戦ポジションはこちらです。

バックスタンドのビジターSU指定席\3500なり。味スタの2階席って初めてかもしれません。日当たりがよくてぽかぽかです。
風も弱く、すてきな青空。

3日前の等々力とは大違いです。
わが軍ゴール裏の出足も好調。

コンコースではサポーターの決起集会があったそうです。スタジアム入りしたのがウォーミングアップが始まるころだったので、私がコンコースを通ったときは撤収後でしたが、プレスの方と華族のあの方が立ち話をしているお姿を拝見しました。
味の素スタジアムの大型ビジョンは今ひとつクリアでないなあ。

メンバー表の字がつぶれちゃう。
でもこれは気に入りました。

今日も変態ドリブル炸裂に期待してます。頼むよー
タニが久しぶりの先発です。

キャプテンマークがうれしい。
さあキックオフです。

ヤジが天皇杯で骨折したのでFWは小林悠が先発、といううわさもあったのですが、なんと出場強行です。

そりゃ傷んだのは上半身で脚はだいじょうぶだったからって、痛みもまだ残っているだろうにううっ（涙涙
今日の味スタは、8月のキンチョウスタジアムを思い出すピッチコンディション。

ここぞ！のタイミングでぼこっと芝がえぐれて脚を取られておっとっと、のシーンが、敵味方関係なく見受けられました。
前半終わって0-0。

立ち上がりからぼこぼこ失点、を予想していたのでまずは無難に終わってほっとしました。
（どんだけ悲観的）
さあ後半です。

交替はありません。
早々に得点が生まれます。

ゴール前の混戦から矢島が決めました。これはよく見えた。味スタ2階席すばらしい。
でもこのセットプレーから

FC東京No.3 森重に決められてしまいます。

鹿島にも山形にもセットプレーから失点しているのに、痛い敗戦から学習していないのかしらね。ぷんすか。
誰か交替の準備をしていると思ったら

楠神out黒津inでした。えーくっすん下がっちゃうのつまらなーい。黒津に得点…期待していいのだろうか。
田坂も憲剛もいないので、プレースキックは全部ヴィトールの出番です。

今日も独走ドリブルで何度もゴール前に迫り、しかもすべて枠を外してサポの頭を抱えさせましたが、すばらしい運動量を惜しみなく発揮してくれました。ヴィト、ありがとう！

そしてこれは何回目かのドリブルシュートを外した後ゴール前でストレッチするヴィトの図
クラシコだからたくさん入ってほしいな、と期待していましたが、

3万人越えはならずちょっと残念。でも大きなハコを持っているクラブはうらやましいです。
降格争いがかかっているFC東京の猛攻をしのぎつつ、時おり現れるチャンス。味スタの2階席は攻守ともに実によく見渡せます。ジュニーニョのふんわりしたボールが弧を描いてゴールに吸い込まれていったのもくっきりと。

この逆パターンをこの間等々力で鹿島さんに喰らったなあ、とややほろ苦い思いがよみがえったのはバスケットケース歌った後、ということにしておきます。
しかしこのあとが怖い。何しろ1点リードを5分間守り切れないチームだから。アディショナルタイムは4分。

お願いだから守り切って！
FC東京はGK権田まで上がってきます。

能活くんみたいだなー（飯倉もやってたか）
怖くてピッチを直視できませんでしたが（小心）勝ち切りました。

アバンテもうっかり歌うとフラグ立てそうで冷や冷やしました。あーやれやれ。
ベンチ組もみんな出てきてゴール裏にご挨拶です。

まるでタイトルを取ったかのような喜びようで「ああみんな勝てなくて苦しかったんだなあ」としみじみ実感しました。
そして今日の主役は何と言ってもこの人。

100ゴール目おめでとう！実はすっかり失念していました。だってどこかのクラブみたいに記念品企画とか上がってきていなかったしこの連敗どうしてくれよう、ってそればっかり考えていたんですもの（失格サポの言い訳ですごめんなさい）。
記念すべきゴールを決めた後、掲げてゴール裏のサポの元に走ったのがこの弾幕です。

すてきすぎるー（でもレフェリーに止められるか、カード出るかとはらはら）
まあ言いたいことはいろいろありますが（シュウヘイ兄さんは時間稼ぎのボールキープはいいかげんやめておきなさいとか）、勝ったからいいです。こんなにうれしい勝利はいつ以来だろう、というくらいうれしかった。珍しく新宿で祝杯を上げて帰宅しました。