2010Jリーグ第34節 アウェイベガルタ仙台戦

等々力のちょっととほほなホーム最終戦から1週間が過ぎまして、いよいよ今日はリーグ最終戦です。月並みだけど、「早いねえ」。
相手は今季昇格してきたベガルタ仙台さんですが、去年も天皇杯とはいえ同じくらいの時期に対戦してます。仙台市の暮れの風物詩、光のページェントを試合後に見て帰れるという役得(誰得!)はあるものの、いささか新鮮味のない日程ではあります。
上信越・東北遠征にうってつけだったJR東日本の土日きっぷが今年はなくなってしまい、どうしたものかと考えあぐねていましたが、すばらしくお得感のあるアウェイツアーがクラブから発表になっていました。JTB首都圏様(ワタマサ氏ともいう)はいい仕事しますね。で、迷わずそちらを申し込むことにしました。通常価格より6,000円以上お買い得とあれば、浮いた予算でちょっと豪華目のお食事ができそう。多少スケジュールが不便でもそっち優先だな(当然)。
集合場所でJRの切符を受け取り、アウェイツアー恒例のグッズ抽選会に臨みます。当たったのはこれ。
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垂涎の(なのか?後ろに並んでいた少年が「いいなー」って言ってくれましたが)アウェイユニストラップ。背番号が4なのがひそかに評価に悩むところです。
今回のアウェイツアーは、JRチケットを各自受け取って自力で移動するパターン。
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券面の『カワサキフロンターレ様一行』の印字が、うれしくもあり照れ臭くもあり。えへへー
ただし!新幹線指定席券の『・運行不能または2時間以上遅れた場合には、係員の証明を受けて下さい。』の注意書きが効力を発揮するとは、このときは無論想定していなかったのでした。ああまさか強風で東北新幹線がストップして車内に2時間閉じ込められるなんて。
到着予定時刻より2時間半ほど遅れ、午後2時ごろJR仙台駅に到着しました。キックオフは3時半ですが、まず向かうは地図を片手に仙台ファーストタワー。2Fにあるという平田牧場のお店を目指します。勝負の前に、験をかついでトンカツだ!
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ヒラボクかつ膳定食\1,200也。ぴかぴかの白いご飯は『つや姫』です。そして新発売の薫製の香
りがするというテーブル調味料にさっそくチャレンジ(奥の角皿)。
平田牧場様=モンテディオ山形スポンサーなので、食べる相手をまちがえている気がしなくもありませんがキニシナイ。【カツ】のが大事。
空腹が癒えたので、おもむろに今日の試合場所・ユアテックスタジアム仙台に向かいます。
今日の観戦ポジション。
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S指定席ビジター、\4,000也。去年座った席の上の方、って感じでしょうか。
ユアテックスタジアム仙台はよいスタジアムとの評判が高いのですが、運営は極めてアウェイ側にアンフレンドリーです。ビジター側のゲートに向かうのに、何で正面からスタジアムを3/4周もしなきゃいけないの。ここはフクアリかー(怒)。しかも通路が途中から舗装してなくて、朝方の雨でぬかるんだ土手の通行を余儀なくされるし(激怒)。スタジアムの階段を上っている途中で『川崎市民の歌』が聞こえてきたときには焦りました。いやのんきにトンカツ定食を味わっている私が悪いんですが。
スターティングイレブンです。
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ユースケ・稲本そして楠神が先発です。ヴィトールも戻ってきました。やれやれ。
わが軍のゴール裏はこのように集結しております。
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行きのやまびこで缶詰になっているときは「今日はキックオフに間に合わない川崎サポが大量発生してゴール裏の空席の多さに選手ががっかりするかも」と懸念しましたが、先乗り組や車移動組も多かったのか意外とよい集まり具合です。
ただしSビジターにはぽっかり空白地帯も。
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今日はチケット完売との発表でしたので、こちらの席のオーナーは今ごろ新幹線の車内でやきもきしているに違いない、と心情を慮るにあまりある光景でした。やまびこで私の前の席に座っていた大学生くらいのおんなのこ3人組は、「最終節なのにサッカー見られないなんてイヤだよー、どうしよう」としきりに心配していてその一途さがほほ笑ましかったけど、彼女たちはきっと無事スタジアムに着いたよね。
初冬のユアスタは、気温こそ東京に比べてかなり低く感じるものの、すばらしい青空です。
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でもピッチ上には取り切れなかったのか落葉(?)が。
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スタンドに入場したとき、「ベガルタサポさんたち、最終節だから残留を願って紙吹雪でも撒いたのか」と思いました。いやほんとに。
そう、今日は仙台さんにとっては残留を決める試合なんですね。残留決定条件は、対象となっている他の2クラブと比べて圧倒的に有利だそうですが、残留が確定するまでは選手・スタッフもサポーターも気が気じゃないのは容易に想像できます。だからといって勝ちをお譲りして差し上げるほどウチに余裕があるはずもなく。今季で契約が終わる高畠監督のためにも、久しく勝利を味わっていないすべての関係者のためにも、『今日は勝つ』。
せっかく太陽様が先制点を決めても、
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前半のうちに2人交替ってそれが今日の試合プランですか。
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稲本→谷口、矢島→黒津。
想定の範囲内なんでしょうが、交替早すぎでしょう。フィジカル調整だいじょうぶなのかウチは。
ハーフタイムには、同時刻一斉キックオフの他会場の途中経過を教えてくれます。
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神戸は埼スタで浦和にリードしていますが(うらやましい)FC東京は西京極で0-1。予想外の展開です。
さあ後半開始。
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ピッチ上の落葉はまだ残っている感じです。
午後4時半ともなると、すっかり暗いねえ。
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あと45分で今年のシーズンも終わる。
前半はこんなにいたわが軍ゴール裏のカメラマンですが
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後半はあちら側に大移動されました。
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残留決定の歓喜の瞬間を撮影したいんですねわかります。決してわが軍のゴールに期待していないというわけではありませんね、ね?
そしてついに楠神も離脱してヒロキに交替。
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楠神の90分フル出場は来季にお預けです。ていうか、クラブとしてフィジカル管理何とかして!
こわいこわい、アディショナルタイムが5分。
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で、案の定守り切れませんでしたよ、っと。
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もう、今シーズンこんな試合ばっかやん!(超激怒)何でここまで来て勝ち切れないー
仙台サポの友人には「最後に花を持たせてくれてありがとう」と真顔で感謝されました。そういうことにしておこう。
さすがにがっかり感が激しく漂っています。
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荒れたピッチでそこここ傷めた、という事情もあったようです(試合後インタビューによる)。
そしてゴール裏に現れた高畠監督の巨大フラッグ。
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カッコエエ…が、選手に晴れやかさはありません。
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ユースケ仙台ユニ着てるし。
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元同僚(だれ)と交換したという話でした。
憲剛のもとにも、仙台の選手(だれ)がユニ交換に来ていました。
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ただ一人で敵方ゴール裏に出向いてくるとはまた酔狂な勇気のあること。
そしてもちろんトラメガはこの人。
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お立ち台のないのが残念です。ビールケース持ってきてー
ベガッ太さんまでやってきました。
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相変わらずの悪童ぶりで、わが軍ゴール裏の気勢をそいだ上に笑いを取って自軍のセレモニーに戻っていかれましたとさ。