AFCチャンピオンズリーグ2010 北京国安戦
6日のJ1リーグ開幕に続いて早くもAFCチャンピオンズリーグの試合がホームで始まります。昨シーズンも経験しましたが日程きついな。
今季もシーズンチケット対象試合は皆勤をめざしていますが、平日ナイトゲームは帰宅が遅くなり、体力的に厳しいので半日休暇を取りました。他言無用。
天気予報では夜降雪とか。
3月だし、積雪までにはなるまい、と高をくくって防寒だけしてスタジアム入りです。
さすがに出足はゆっくりで座席確保も楽でした。すでにみぞれ混じりの雨?雪?が降り始めていたので、屋根下確保厳守。
できれば風もある程度しのげれば、というもくろみです。
予想に反してだんだん強くなってくる雪。
まだ緑くっきりのピッチ。
30分後にはうっすらと雪化粧してます。
練習が始まってもやむ気配なく、ボールとスパイクの跡がだんだん残るようになってきます。おぼろげに立ち上がってくる危機感。
さすがに北京からのサポーターは目立ちません。キックオフ1時間前を切ってもほとんど人影なし。
屋根下で待機していたのかもしれません。
『強力いなもと』の弾幕も雪でかすみます。
練習後のピッチには痕跡がくっきり残りました。
運動量の目安になりそう。
キックオフ前になって現れた北京国安のサポーターの皆さん。
グリーンがクラブカラーのようです。
さあキックオフ。
人もボールも動いた痕跡が一目瞭然です。
AFC仕様の電光掲示。
背番号順、しかもアルファベット表示でしかもこの雪。識別がむずかしいです。
新しいキーパーユニは白?グレー?
積雪は想定してなかったに違いありませんが、「ステルスエイジ」状態です。
ああ先取点取られちゃった。
でもすぐ取り返したよ。
おっとびっくりキクの得点でした。Jリーグ開幕戦では出番がなくて気をもんだけど、よかったなー
このガラス窓の向こう、どこかにケンゴが来ているらしく、
同点シーンではガッツポーズ姿がオーロラビジョンに一瞬映りました。
ハーフタイムなう。あまりに寒いので席を立って身体を動かします。
固まってがちがちにこわばっていました。
1階のコンコースを往復して関節をほぐします。ふと駐車場に目をやると
見たこともないほどの積雪。
ピッチでは整備作業が行われています。
こんなの初めて見た。
ここまで本格的に雪が積もるなんて、ちょっと予想していませんでした。
後半はカラーボールが出てくるかも、と昨シーズンの山形ー名古屋戦に思いを馳せてみたり。
空きスペースで軽くストレッチなどして時間つぶし兼寒さ対策をしているうちに後半開始です。
交替はありません。
今日はさすがに長袖ユニの稲本。
ライトグリーンのスパイクが目立ってます(他にこの色がいない)。
チャントを歌って寒さを紛らわせながら観戦していましたが、失点してしまいました。
新潟戦のようなハーフコートゲームではなく、一進一退の展開だったのですが、うーん。
レナチーニョに替えて矢島を入れてきます。
ピッチコンディションは相変わらず。
ボールが笑っちゃうくらい走りません。
パス通りません。
こんなすてきなお天気でも、6606人ご来場でした。
こんなお天気だからこそ、あえてスタジアムで生観戦するのがいいんですよね。
強烈に記憶に残りますもの。
ステルス度が増すエイジの図。
照明に映える雪の夜の等々力。
スタジアム入りから4時間近く経過し、温かい飲み物も防寒具も役に立たなくなってきた時間帯にさらに失点してしまいます。
これがまた、こしゃくなくらい技ありのゴールで。
GKにとっては屈辱だったことでしょう。
3点目を失ったところで、皆さん席を立ち始めます。無理もない。
ここから高畠監督は交替連発です。
黒津にかえて登里。
田坂にかえて木村。
でも負け。こんな日もあります。
互いに健闘を讃えて。
戦い済んだピッチ。球跡もすでに新しい雪に覆われてわからなくなっています。
凍えながらみんな家路を急ぐのでありました。
「ホームでこれはないだろう」という無様な負けっぷりでしたが、カンフーキックが炸裂することもなく、笛もまあまあ公平(に聴こえた)ためか、意外と爽快でした。雪の中来た甲斐がありました。
それにしても寒かった。風もあったし屋根下でも雪が吹き込んできてコートが雪化粧。あと1時間スタジアムにいたら厳しかったと思います。
帰りの電車の中では暖房がよく効いていて溶け出しそうでしたとさ。